ご挨拶

 

 初めまして。「みらい実験室」です。

 

理化学の実験室でもないのに、なんで実験室??

そんな疑問の声が、皆さんから聞こえてきそうです。

 

 でも、これは実は、実験なんです。

 

みらいの自分のことを少しでも知りたい、未知の自分を感じてみたいという方のための実感の場なのです。

 

 

 

「みらい実験室」では、 コラージュセラピーという、写真や切り抜きを切り貼りしていくという、非常にシンプルな作業療法をおこないます。コラージュセラピーは、シンプルでありながらも、心の深層にある課題を浮き彫りにして、それを迅速に改善に導く手助けをしてくれます。

 

コラージュセラピーを通して、失ったバランスを取り戻し、本来のご自身になっていただくためのお手伝いをさせていただくのです。

 

 コラージュについて、詳しくは、「コラージュセラピーとは」をご覧ください。

 

 

 

 

 『私がコラージュを体験して感じたこと』

 

 最初に、私のコラージュとの出会いについてのお話をさせていただきます。

 2002年に、アーツセラピー研究所の杉浦京子先生が講師をされていた「体験コラージュ療法」という講座を受講して、初めてコラージュセラピーと出会いました。初めてコラージュを作った時の感動は、今でも忘れられません。あまりにも短時間で1枚目を仕上げました。

 

 

 雑誌から写真を切り抜いていく作業はとてもワクワクしましたし、今の自分としっくりくる写真を選んで貼っていく作業は、大変心地よく、楽しいものでした。初めて作ったのにもかかわらず、写真を貼る場所は自分でよくわかっているし、全く迷いがないのです。

 

 

 あっという間に出来上がったコラージュを眺めて、「ああ、今の私はまさにこんな心境なのだ!」と思いました。写真と一緒に文字も貼っていたのですが、そこに貼った言葉は、「痛みがひいていく」という言葉でした。私がコラージュに選んだものは、鎮痛剤の広告の写真と文字でしたが、まさに、今の自分にピッタリ!という感じでした。

 

 瞬く間に初めてのコラージュを作ってしまった私は、自分が作ったコラージュを眺めながら、心の内で、「自分にはこんなに凄い力があったのだ!」と驚きました。

 

 

 コラージュを作るために、雑誌から写真を切りぬいて、その中から欲しいものだけを選んでいく過程では、”自分がどんなものに関心を持っているのか”、”どんなものに心惹かれるのか”を知ることができました。

 また、画用紙に写真を貼り付ける段階では、”最終的な選択は全て自分で即断即決することができる”ということを体験として理解することができました。

この経験を通して初めて、揺るぎない自分が、自分自身の中にもあるということがわかったのです。

 

 

 

 

 『なぜ、コラージュを皆さんに体験してもらおうと思ったのか』

 

 コラージュを作って、すごく良かった!シンプルに物事を受け止めることができた!と感じた私は、その当時、自分が働いていた小学校や中学校で、生徒さんやお母さん、時には先生方にもコラージュを作る体験をしていただきました。

 

すると、コラージュを通して、お話しただけではわからなかった部分や、今の心境などが感覚として伝わってきました。いわゆる、ノンバーバルコミュニケーション、非言語のコミュニケーションとして、コラージュが活用できることがわかったのです。

 

 その後、発達障害の子どもの支援を研究することを目的に、大学院へ進みました。精神科クリニックのディケアでコラージュのレクレーションを担当させていただいた後、自死遺族のサポートをおこなっていた指導教授のもと、自死遺族のセルフケアの研究に携わることになりました。

 

 

 

 「生きづらさを感じて生きてきて」

 

 子供の頃から様々なことを敏感に感じてきた私は、生きていることを辛く感じることがありました。「生きることは辛いもの」「人生は長くて苦しいことの連続」と考えていたのです。そんな私が大学院の研究で、お子様を亡くされたご家族とご縁をいただくことになり、ご家族から様々なことを教えていただきました。そこでわかったことは、彼、彼女たちは、とても敏感で傷つきやすく、繊細で、心優しく、頭がよく、優れた才能を持った子たちであったということでした。

 

 なぜ、そんな素晴らしいお子さんたちが自ら命を絶たなければならないほど追い詰められてしまったのか、最終的に彼らが死という選択を選んだ背景には、一体何があったのでしょう?

 それは、”私たちに与えられた宿題”だと、私は考えています。

 

 

 

 

  「みんなちがっているから、いろんな発見がある」

 

 もし、彼ら、彼女たちが悩んでいた時に、コラージュセラピーで何かしらのお手伝いができたらどうなっていただろう?もしかしたら、状況が少しは変わっていたのだろうか?あるいは、変わらなかったかもしれないが、彼らの心境を少しばかりは知ることができただろうと思うのです。

 

  私たちは、皆、顔が違っているように、感じ方や考え方も異なっています。違った考え方や、感じ方をするもの同士が、それぞれを補い合って、調和の取れた状態でバランスを保ちながら生きています。しかしながら、日々の出来事や、体調の変化などにより、常にバランスを保ち続けるというのは、なかなか難しいものです。ちょっと気持ちが落ち込んでいるなあ・・、体調がイマイチだなあ・・、なかなか思ったように課題が進まないなあ・・と思った時には、今までのことを少し整理してみる必要があるかもしれません。

 

 長い人生の間には、調子のいい時もあれば、そうでない時もあります。落ち込んだら、そういうタイミングが来たのだと前向きに受け止めて、速やかに軌道修正をしていくことが大切です。このことは、同時に、常に自分の人生を見つめ直し、一歩づつ自分が思い描いた理想に近づくチャンスでもあります。

 

ちょっと疲れたなあ・・うまくいかない・・と思ったら、その時こそ、行動を起こす絶好の機会です。無料の体験メールセッションをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

体験メールセッションのお申し込みは、以下のフォームからお願いします。

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